自家消費のススメ
2050年のカーボンニュートラルを見据えて、2021年5月26日に改正温対法が可決・成立しました。
自治体や大企業、そしてそれに連なるサプライチェーンに及ぶ中小企業にまで環境施策が求められます。
時代は変わり隆盛を極めたFITが終焉を迎え、2022年からはFIPに姿を変え、相対での取引が可能になります。
”完全自家消費”/”オンサイトPPA”/”コーポレートPPA”/”VPP”/”Micro Grid”などを適宜選択し、
地域(施設)に根差した地産地消の取り組みを皆様が進めて行く上での一助になりたいと願っています。
実は多数の商社様やモジュールメーカー様、インバータ機器メーカー様をはじめ、様々なところで「再エネ自家消費時代のご提案手法」という不肖・私の作らせていただきました資料をもとに勉強会を開催させていただいておりまして、本当に時代が「自家消費×蓄電システム」に追い付いて来たことを肌身に沁みて感じる機会が増えております。
年間ベースで考えると非常に大きな差益となる「経済メリット」はもちろんのこと、
社外へ向けた環境メッセージにもなる「宣伝メリット」や、
取引先様との関係性を良化させる「取引メリット」、
ESG投資という枠組みの中でバンカブルからの融資を受けやすくする「融資メリット」、
万一の災害時に近隣へのエネルギー供給を可能にする「地域BCPメリット」など、
枚挙に暇がありません。
例えば屋根上で発電した電気エネルギーを屋根下の需要負荷にて使用しまして、余った電気を売るのであれば余剰売電となりますし、余った電気は一切売らないのであれば完全自家消費システムとなります。
但し、大きな大きなメリットと引き換えに、一般にはRPRやOVGRなどの保護継電器の設置や、構内負荷をセンサリングする為のデマンド制御機器も必要でしょう。
それでも、完全自家消費システムが導入されている設備におきましては、設備負荷をデマンドコントロールすることで、例えば三相200Vのパッケージエアコンを上手に制御して、30分デマンド値が高くなるに連れエアコンの挙動を抑えるのがデマンドコントロールというものですが、施設に再エネ(太陽光)や蓄電池が設置されていれば、このような30分デマンド値が高くなっていく時に、再エネや蓄電池からエネルギーを放出することで、年間ベースで考えた場合の購入電力の基本料金を削減する方向に働き、結果大幅なコスト削減に寄与することも可能になります。
また、屋根上の発電設備がなく、遠い場所で発電している自社の発電設備からの電気を自己託送という手法で需要地まで運んで来ることも一種の自家消費の形態となります。
自家消費ではなくとも、再エネ由来の電気を証書で買い取るビジネスもあったり、弊社も多数ご依頼いただいております「PPA」「TPO」などと言いました「第三者所有モデル」という考え方や、市域を包括的にエネルギーマネジメントする「VPP」という取り組みへのご依頼も増えて来ております。
日本ほど電力インフラの発達した安心出来る国はありません。
完全なオフグリッドではなく、上手に電気エネルギーを創り、消費して、足りない時は蓄電池から放出し、それでも不足する場合には(系統から)分けて貰える安心感も必要だと感じています。
日本には様々な屋根があって、特徴的なのは寄棟屋根なんですが、実は寄棟屋根は太陽光発電システムとはあまり相性が良くありません(T_T)
太陽光発電システムではある程度の枚数がないとシステムとしてNGになることもあり、同じ方位毎に決まった枚数を直列に繋ぐ必要があったり(集中型の場合)と、せっかく導入したいと思っても思うように行かないのも事実なんです。
そこでこの「NEPのMicro Inverter」の出番です!
この「Micro Inverter」の特徴は、なんと言っても1枚のモジュールに1つの(マイクロ)インバータが設置される為、方位や直列数に縛られることなく柔軟な配置・設計が可能になることです!
これってかなり画期的なことなんです!
更にはモジュールの裏に設置されたこの「Micro Inverter」は、太陽光発電システムで作られた直流を直ぐに交流に変えている為、配線電圧を下げることによる安全性や、万一の火災の際にも消防士さんにとって漏電の心配を少なくしてくれるスグレモノなんです。
そして何よりもコレが一番素敵なことだと思いますが、例えば広い屋根にたった1枚だけのモジュールをワザとポツンと配置して意味深に愉しんだり、方位や方角に縛られずに自由な発想で屋根をデザイン出来ることなど、一生の宝物である筈のご自宅、その屋根を、思う存分着飾ることが出来る訳です。
SequencEnergyではこの「NEPのMicro Inverter」を大いに活用して皆様にご案内して参ります!
素敵だと思いませんか?
マイクロインバータのメリットとは?
・安全面を重視&感電時のリスク低減&火災防止→日本では法制が遅れていますが、欧米では既にスタンダードに!
・発電量の向上→モジュール1枚ずつにインバータが付くので、方位も影も関係なく、1枚でも連系可能に!
・IP-66 / IP-67(防塵・防浸水)→高い対候性を誇り、長期の使用を可能にしました!
・幅広い環境温度(-40℃ ~ +80℃)に対応→過剰過ぎるほどの環境温度範囲で、何処でも設置可能に!
・最大25年安心保証→標準でも10年保証ながら、設計寿命自体は既に25年を見ており、長期の安心に繋がります!
・自由設計、簡単設置→日本の家屋には寄棟などの難しい屋根が多いのですが、NEPのMicro Inverterなら自由度100%!
・静音を求められる場所に最適→自然対流方式を採用しているので、音を感じることの方が難しいほどです!
・単相はもちろん、三相方式での設置も可能→一般住宅だけでなく、三相200Vを使用する施設への設置も可能に!
・米国の最新の安全基準NEC2017に適合→安全を細部にまで突き詰めた安心設計です!
・直流入力モジュール適用容量100W ~ 420W→モジュールの入力範囲が大きく、様々なモジュールを使用可能です!
・1枚からの設置も可能で、従来は難しかった3kW以下でも設置可能に→設計/配置/デザインの自由度が格段にUP!
・固定価格買取制度の利用も可能→これからは”自家消費”の時代ですが、ご希望であればFITへの適応も可能に!
・蓄電池接続可能→1枚のモジュールを系統に、1枚のモジュールを蓄電池に・・・なんて夢のような設計も可能に!
・別途”ラピッドシャットダウン”安全装置の取付け不要→これでもかというほどの安心・安全設計を標準装備!
ラピッドシャットダウンという安心
再エネが地球を救うのなら、ほんの少しでも再エネに取り組みたいっていう機運が高まって来ました。
一生の宝物である筈のご自宅への太陽光発電システムに制限を持たせない、たった1枚からでも始められる。
それでいて万一の火災の際には欧米では必須条件となっている”ラピッドシャットダウン機能”標準搭載で安心。
防災の観点からも、デザインの観点からも、一切妥協のない唯一のスペックを誇るNEPのMicro Inverter。
たった1枚から、ほんのちょっとの思いから始めましょう。
既に太陽光発電システムを導入済みというお客様にはインバータ機能を持たない後付で追加設置可能な"ラピッドシャットダウンデバイス"のみを追加することも可能です。
太陽光発電システムの設置時には火災の際の安全性を鑑みていなかったけれど、今になってやっぱり火災への意識が高まって来たなら、弊社"ラピッドシャットダウンデバイス"だけを後付設置出来ますのでご相談ください。
最大で4枚のモジュールを1基の"ラピッドシャットダウンデバイス"で安全監視可能ですから、今からでも遅くありません。
欧米ではこの"ラピッドシャットダウン機能"がないと既に設置の許可が下りないような法律が制定されており、万一の火災などの際に感電せずに消防活動が行える安心感は非常に大きく、ここ日本でも必須の対策となってくるかも知れません。
何れにしても延焼を防ぎ災害の規模を小さく留める意味合いでも大切なデバイスなんです。
複雑な屋根や影にも完全対応
いろんな家があって、いろんな屋根があって、人それぞれに自らの終の棲家(住処)とも呼べるご自宅への思いは相当な慮りがあるでしょう。
まして時代は地球温暖化まっしぐら(T_T)
どうすれば人類が引き続き地球の盟主足り得るのかなんて壮大な議論があったりなかったり、兎にも角にも"再エネ"がそう悪くないものであることだけはなんとなくでもお感じいただいているんではないでしょうか…。
「よし、俺(私)も太陽光発電を設置してみよう!」…なんて家族に宣言したものの、実際に業者さんやメーカーさんに見て貰うと、「この屋根には載りませんねぇ…」とかってお話しが結構あるのをご存知ですか?
そう、これは日本の家屋に特有の屋根の種類の多さや屋根材の種類の多さに起因することが多いのですが、僕は決して諦めることはないと考えています。
タイトルにもありますが、何ならたった1枚だけの太陽光発電システムもアリなんです!
もっと言えば、"たった1枚の太陽光発電システム"と"たった1枚の蓄電システム"を組み合わせて、"たった2枚のレジリエントな住まい"を構築することも可能なんです。
※正確に言えば、"たった1枚の太陽光発電モジュールとたった1枚のポータブルリチウムイオン蓄電池"かあれば構築可能です!
日本家屋に特有の"寄棟(よせむね)"や"入母屋屋根(いりもややね)"なんかは比較的載せづらい屋根の一種ですが、諦めることはありません。
だって、たった1枚の太陽光発電モジュールがあれば地球に優しい"レジリエントなシステム"を構築することが出来るんですから!
もちろん屋根の形や広さの問題、屋根材や向き(北向きなど)の問題で断念せざるを得ないとお考えの方も多数いらっしゃるとは思いますが、逆に屋根にはたくさんのスペースがあってまさに太陽光発電システムにはお誂え向きの屋根なのに、そこにたった1枚だけの太陽光発電モジュールを"シンボリスティック"に配置して、スマートに、且つ、そこに何某かの"思い"を込められる方も結構いらっしゃいます。
多様性が求められる時代になって、すべての人がYouTubeやSNSを介して自分なりの思いを表現出来るようになった訳ですから、ご自分の表現手段の究極としてご自宅を用いて発信されるのも十分にアリです。
もちろん弊社で構築するこれら"たった1枚だけの再エネシステム(太陽光発電システムだけでも、太陽光発電システム+蓄電システムでも何方も可能です)"は気軽に導入が可能なコストパフォーマンスを誇りながらも、ちゃんと機能面でも誇れるものをしっかりとラインナップしております。
先ずは何なりとご相談ください。
自家消費セミナー資料より抜粋しました。
今こそ"太陽光発電"
みなさんのご自宅には太陽光発電システムが設置されていますか?
FIT(固定価格買い取り制度)が始まったのが2012年、それ以前の2009年には住宅向けの余剰買い取り制度がスタートしており、国が制度として率先して再エネ(太陽光発電)を推し進め出してから既に10年以上の年月が過ぎたことになりますが、実は普及率はまだまだ数%に留まっているとか…。
意外だと思いませんか?
何かもっとたくさん普及しているイメージがありますよね?
理由はいくつかあると思いますが、何よりも大きいのは「まだまだ高い…という"意識"」のようです。
「まだまだ高い」なら分かりますが、私が言いたいのは「まだまだ高い…という"意識"」…、そう、"意識"なんです。
つまり、実は既に太陽光発電は十分に気軽に手が届くコストになっているんです。
でも、太陽光発電や蓄電池などにはどうも"贅沢品"だとか"あと数年待てばもっと安くなる"…なんて雰囲気がプンプンと漂っておりまして(笑)、既にみなさんの意識の奥底に固定されてしまった感があります。
残念ながら…。
いやいや、実際にはもう十分に安いんですよ!
蓄電池のコラムでもお伝えしておりますが、蓄電池は家電製品(と呼べるまで安くなりました)ですが、太陽光発電も既に家電製品と呼べるのかも知れません…。
いや、太陽光発電は家電製品ではないか(笑)
まぁ、ともかく、本当に安くなった太陽光発電には、他にはない素晴らしい特徴があります。
例えば、
1. 明確にお金を生み出す(売電/自家消費とも)原価回収を見込める資産とも呼べる設備であること。
2. 地球温暖化などの対策に民間(個人)レベルで抗することが出来る数少ない設備であること。
3. 停電時や災害時に自立電源としてエネルギーを取り出すことが出来ること。
※自立機能のあるインバータに限られますが、一般には標準装備されている機能です。
4. 家族、特に次代を担う子供たちへのメッセージとなり、環境を考えるきっかけとすることが出来ること。
5. ご自宅という生涯無二の財産への設置となる為、美観が損なわれるのを嫌う方が多いのですが、意外にも屋根にスタイリッシュに、且つ、ブラックモジュールで配置される様は、なかなかに乙な格好良さもあったりします。
※完全に設計者のスキルによりますので、本当にご注意ください(笑)
→是非弊社へ…という意味です\(^o^)/
どうですか?
こんなにも素晴らしい太陽光発電なら、一度考えてみられても損はありません!
しかもしっかり安いので、その点もご心配なく。
設備やシステムはみなさんが手に取って気軽に導入可能なものになって初めて成り立つものだと考えております。
その意味では今まさにその時代が到来したと言えるでしょう。
ご相談いただければ、スタイリッシュで素敵なシステムをしっかりとお安くご提案差し上げます。
もちろん、無理強いは皆無ですのでご安心ください。
却って、お客様のご自宅に太陽光発電が不向きな場合(北向きの屋根で近隣への反射問題が発生するなど)にはちゃんとご進言させていただきます。
お気軽に次代を担うシステムに触れてみませんか?
両方向の電気の流れ
太陽光発電システムを導入されていないご家庭や工場、ショッピングモールなどにおいては、電気の流れは一様に系統側から負荷(構内の電気機器)に流れます。
同じように、これまでの全量売電というFIT制度においても、電気の流れは一様に発電所側から系統に流れます。
そう、これらの場合には流れる方向は違えども何方の場合でも一方向のエネルギーの流れとなり、比較的電気設計をするのは容易でもあります。
ところがご自宅や工場、ショッピングモールなどに太陽光発電システムが導入されていたり、まさに私が進めております"自家消費"というスキームにおいては、電気は何方からも流れてくるという複雑な電気設計が必要になります。
電気を表現するのによく言われる言葉として次のようなものがあります。
「電圧は高い方から低い方へと流れる」…、
「電気は負荷が欲すれば欲した方向に流れる」…、
つまり、両方向の電気の流れを設計する場合には、系統からの電気だけでなく、はたまた発電所(太陽光発電システムなど)からの(逆向きの)電気だけでもなく、構内にある負荷(電気機器:家電製品)の容量や使い方、使う時間などをすべて計算しなければならない訳です。
更に産業向けの自家消費設計ではよく「デマンドコントロール」と言われますが、電力会社から購入する電気代(基本料金)をある30分単位だけ突出することなく平準化させて使うことで年間の基本料金を抑制することに繋がり、その規模が大きければ大きいほど節約・節電の効果は顕著になります。
この場合でも系統から購入する電気の種類と発電する電気の種類、使いたい負荷(家電製品)の電機の種類を揃えないと意味がありませんから、なかなかに一朝一夕で出来るものではなく、経験や柔らかい発想が必要になります。
でも時代はすっかり"自家消費""蓄電池"の世の中になって来ました。
これからのエネルギーは単純な一方向の流れではなく、両方向の流れを上手に組み合わせながら、且つ構内負荷の種類や使い方も視野に入れて設計されなければなりません。
大きな視野に立ちますと、電気エネルギーのやり取りには「同時同量」が求められます。
つまり、入って来る電気と出て行く電気の量を同じにする訳です。
こう考えると電気設計は非常に難しいものですが、非常に面白くもあります(笑)
複雑なエネルギーの流れが設計通りにピタッと嵌ったりすると、晩酌のビールが一際美味しくなるのは言うまでもありません\(^o^)/
QB設計と技術協議
QB(高圧受変電設備)や発電所の設計を軽んじてはいませんか?
高圧や特別高圧のQB(特高ではスイッチギアやリングメインなど複雑になりますが、ここではQBで統一します)設計は、単にその構造物(受変電設備)を発注して終わりではありません。
もし今までそうされていたなら、かなりの発電ロス/売電ロスが発生しているかも知れません。
例えば電技(電気技術基準)などの法制度の変更により、QBに求められる機能はより複雑になっています。
以前は系統異常があった際には”真っ先に発電所の運転を止めなさい!”・・・というのがルールだったんですが、いつの間にか”FRT(Fault Ride Throughの略で、インバータが備える系統擾乱時における運転継続性能のこと)”という考え方に基づいて出てきたものだと(私は)考えますが、昨今の電力会社との技術協議では停電時の補償を求められます。
ちょっと前には”すぐ止めろ!””やれ止めろ!”・・・だったものが、今では”運転を継続しろ!”・・・なんて、心変わりが激し過ぎます(笑)
話を元に戻しますと、分散化設置された50kWクラスのストリングインバータの電源は一般的にはDC側からしか取っていません。
対してセントラルインバータ(500kWとか1000kWとかの大きな集中インバータのことです)はAC側から取っているのでUPSを付ければ完了ですが、ストリングインバータはそういう訳にはいきません。
これを解決する為にもう一回路"UVRによる補償回路を付けろ!”って言われるようになりました・・・。
これによって停電時にもしっかりと励突抑制機器をシャットダウンさせることで、翌日の起動時に正常稼働をするようになるんですね。
このような技術設計/協議もそうですが、QBを発電所のどの位置に設置するのかによっても電気の効率は大きく変わります。
つまりは発電ロス/売電ロスに直結する訳です。
”電圧降下”という考え方があります。
この計算には何が重要な位置を占めていると思われますか?
・ケーブルの亘長?
・ケーブルの太さ?
・配管時の条数?
・DC側の直列×並列設計による"電圧"と"電流"?
実はどれも正解です(笑)
だから難しいんですね、すべてを鑑みないといけないので。
でも僕が考える一番はQBの設置位置なんです。
電圧降下の計算では、このQBが設置されている場合の取り決めがあります。
低圧受電と比して高圧受電の場合を想定しているものですが、この場合の亘長の起点はQBのTR二次側からの組み立てになるんです。
QBの配置一つ取ってもとても重要であることがお分かりいただけましたか?
このようにQBの設計/単線結線図の構築だけでなく、発電所全体の設計、配置計画も非常に重要になります。
更に言えば、使用するモジュールやインバータにも得手不得手が存在します。
話しだすとキリがないので(笑)ここではモジュールについて考えてみましょう。
よく知られているSolar Frontier社のCISモジュールによる集積配置設計ってご存知ですか?
前後のアレイ間を究極に狭くして、今までの考え方ではなるべく冬至の〇〇時から△△時までは影が入らない設計をしていたのですが、ワザと影を入れ込んで究極にアレイ間を狭くするんです。
Solar Frontier社の設計では、"アレイ間隔を従来の最適値から50%詰めても単位面積当たりの発電量に変化はない"という分析があり、且つ、このCISモジュールは一般の単結晶モジュールと違って縦置きの場合に横にバスバー(ブスバー)が配置されていることも特徴なので、よく考えられている面白い設計ですよね!
まぁ、土地が限られている場合に適用するものなのですべての案件にオススメするものではないんですが、何かの時の為にこの考え方をどこかの抽斗にしまい込んでおけば、何れ役に立つかもしれません。
このように、発電所の設計は様々な要素が絡みあってこんがらがっているので、一つ何かを決めると別の何か(要素)が変化してまた考えなければならないんです。
だから面白んですけどね\(^o^)/
電気はちゃんと設計してあげるとあまり嘘を付かない(人間とは違う・・・)正直な方(かた)なんです。
発電所に限らず一般の電気設計にも同じことが言えますし、低圧/高圧/特高の何れでも考えることは一緒です。
是非一度弊社にQBの設計/発電所の設計をご依頼いただければ、様々な観点から最適な電気設計を施してご提案差し上げますし、電力会社との申請/協議も大得意ですので、何なりとお申し付けください。
ロスを限りなく抑えた究極な設計を求めて、今日も頑張ります!