東電EP社と契約されている方は必見!
東電EP、25年4月から料金単価を変更。26年度には旧標準メニュー廃止へ
【2025年も値上げ・・・!?】東京電力の高圧法人向け電気料金プランを電力コンサルが徹底解説
何れの記事にも記載されておりますが、現時点で旧標準メニューを使用されている方が凡そ9割で、ほんの1割の方だけが新標準メニューに移行された模様ですが、この残る9割を占める旧標準メニューの方々は早晩選択に迫られそうです。
あくまでも2026年に始まる新標準メニューの基本料金や電力量料金は開示されていないのでざっくりと想定されるという仮定でのシミュレーションにはなりますが、負荷率の低い(~20%など)~標準的(20~30%など)に含まれる需要家様にとってはかなり厳しい値上げになりそうだとの内容になっております。
高負荷率(40%超など)を誇る例えば24時間営業で冷暖房が必須なスーパーや24時間稼働の工場などでは比較的影響を受けにくいようですが、とあるサイトのシミュレーション結果で見ますと、負荷率80%超(基本的にあり得ない負荷率となります・・・)のデータセンターなどになれば逆に少ないながらも得をする可能性があるというレベルみたいですので、努々確認が必要のようです。
こうした場合での対策は、
1. 新電力などに乗り換え
2. 屋根上にPVなどを設置し、併せてESS(蓄電システム)を導入して平準化を図る
3. デマンドコントロールシステムを導入する
4. 上記の複合的な対策をする
などになると思います。
需要家様にとっての電気料金は”固定費”の際たるものですので、決してないものにはできないことより、早期の方向付けがかなり重要になって来るでしょう。
電気料金の変更・更新棟には一般的に数カ月を要するものが大半ですので(特に高圧・特別高圧の場合)、今年・・・2025年の年末までが一定の期限となりそうですからご注意ください。
繰り返しますが、固定費の削減は事業家にとっての大命題ですから、早期の着手をお考えいただくのが賢明かと存じます。
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